MATCH PREVIEW
ユン・セレッソの集大成を見せつけろ!
2018シーズンもついにクライマックス。2冠王者として臨んだセレッソとしては、…思い描いたような1年にはならなかった。それでも巻き返しを期す来シーズンへ向けて弾みをつけるためにも、残り2試合、きっちりと結果を残したい。
ホームに首位・川崎フロンターレを迎えた前節。離脱していた松田陸が先発に復帰した一方で、試合前の練習で高木俊幸が負傷し、急遽、田中亜土夢がスタメンに名を連ねた。序盤は優勝に王手を懸けて勢いづく川崎Fに押し込まれるが、しっかり耐えしのぐと前半終了間際には立て続けに相手ゴールを脅かすなど徐々にペースを握る。スコアが動いたのは55分、田中亜のラストパスを受けた杉本健勇が巧みなトラップで相手DFを剥がして貴重な先制点を挙げる。その後も冷静な試合運びを見せるが、90分にミスからPKを献上して失点を許し、勝点3がすり抜けたかと思われた。それでもアディショナルタイム、福満隆貴のパスから山村和也が狙いすましたシュート。これが相手DFに当たってゴールを割り、劇的な決勝弾。結果的に、他会場の結果によって川崎Fの優勝は決定したものの、2-1で王者を破り、桜の意地を見せた。
今節のホーム最終戦で相対するのは、J1残留争いの渦中にある17位・柏レイソル。10日に前指揮官を解任し、残り2試合を新体制で乗り切るべく臨戦態勢を整えており、J1残留への高いモチベーションを考えても非常に難しい相手と言える。とはいえ、セレッソとしては必要以上に警戒する必要はないだろう。あくまでも自分たちに主眼を置き、前節の川崎F戦のように最後までやるべきことを貫けば結果は必ずついてくるはずだ。攻守にしっかりとハードワークし、試合終了のホイッスルが鳴るまで諦めることなく戦い続ける。そんなユン・セレッソの集大成を、ホーム最終戦で見せつける。

TODAY’S MATCH
セレッソ大阪
vs 柏レイソル
-
- セレッソ大阪

DF 14 丸橋 祐介
進化を続ける不動の左翼
フィールドプレーヤ…ーとしてはリーグ戦最多出場数を誇り、今シーズンもセレッソの左サイドになくてはならない存在として君臨した丸橋祐介。アシスト数こそ昨シーズンより減ったものの、得点数は昨シーズンの1得点から6得点に急増し、セットプレーのキッカーやチャンスメークでも貢献。その左足の精度の高さは、今シーズンもJ1屈指と呼べるレベルを保ち続けた。
さらに、今シーズンは守備面でも進歩を遂げ、粘り強いディフェンス陣の一翼をしっかりと担っている。そのあたりは、尹晶煥監督になってから「成長した部分」と自身も認めるところ。「チーム全体としても普段の練習から球際での激しさが増したし、試合中も監督から守備に対する指示は多い。しっかりとバランスも考えるようになった」と話す。
もっとも、今節で対峙が予想されるのは、日本代表でもその実力を発揮している伊東純也。縦への突破力は今シーズンのJ1でも随一の鋭さを誇るだけに、“個対個”での力が試されるシーンも増えるだろう。逆に言えば、そこで柏レイソルのストロングポイントを封じることができれば、セレッソの勝機も膨らむ。「尹さんに感謝していることも多いし、尹さんが残してくれたいい部分はなくしてはいけない。勝って、尹さんのホーム最終戦を終えることができたらと思う」。積極的な攻撃参加にセットプレーでのキック、そしてサイドでの守備。求められる役割は多岐にわたるが、勝利に貢献するべく奮闘する背番号14のプレーに、今節も期待が懸かる。(文=小田尚史)
セレッソ大阪 選手リスト
- 1 RENTAL 永石 拓海
- 2 DF 松田 陸
- 4 DF 藤本 康太
- 7 MF 水沼 宏太
- 8 FW 柿谷 曜一朗
- 10 MF 清武 弘嗣
- 11 MF ソウザ
- 13 FW 高木 俊幸
- 14 DF 丸橋 祐介
- 3 DF 木本 恭生
- 16 DF 片山 瑛一
- 17 RENTAL 福満 隆貴
- 19 FW 澤上 竜二
- 21 GK キム ジンヒョン
- 22 DF マテイ ヨニッチ
- 26 RENTAL 秋山 大地
- 27 GK 丹野 研太
- 28 FW 中島 元彦
- 29 DF 舩木 翔
- 30 MF 大山 武蔵
- 31 RENTAL 山根 永遠
- 32 MF 田中 亜土夢
- 34 RENTAL 山田 寛人
- 36 MF 斧澤 隼輝
- 37 RENTAL 森下 怜哉
- 38 MF 西本 雅崇
- 40 FW 安藤 瑞季
- 24 FW ウェリング ピアス
- 45 GK 茂木 秀
- 出場停止選手
-
- 柏レイソル
柏レイソル 選手リスト
- 1 GK 桐畑 和繁
- 2 DF 鎌田 次郎
- 3 DF ナタン ヒベイロ
- 4 DF 鈴木 大輔
- 5 DF 中山 雄太
- 6 DF 高木 利弥
- 7 MF 大谷 秀和
- 8 MF 小泉 慶
- 9 FW クリスティアーノ
- 10 MF 江坂 任
- 11 FW 山崎 亮平
- 13 DF 小池 龍太
- 14 FW 伊東 純也
- 15 MF キム ボギョン
- 16 GK 滝本 晴彦
- 17 MF 手塚 康平
- 18 FW 瀬川 祐輔
- 19 MF 中川 寛斗
- 21 GK 猿田 遥己
- 22 DF パク ジョンス
- 23 GK 中村 航輔
- 24 DF 宮本 駿晃
- 25 MF 田中 陸
- 26 FW オルンガ
- 28 MF 栗澤 僚一
- 29 DF 中川 創
- 30 MF 澤 昌克
- 31 GK 小久保 玲央 ブライアン ※2種登録選手
- 32 DF 上島 拓巳 ※JFA・Jリーグ特別指定選手
- 33 MF 山田 雄士 ※2種登録選手
- 34 DF 杉井 颯 ※2種登録選手
- 37 MF 細貝 萌
- 39 DF 亀川 諒史
- 出場停止選手
チームスタッツ
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柏 ![]() |
|
---|---|---|
1.2(12) | ゴール | 1.3(10) |
12.5(11) | ドリブル | 16.3(2) |
17.0(5) | クロス | 18.8(2) |
475.0(10) | パス | 481.6(8) |
2.5(4) | インターセプト | 2.1(11) |
23.5(12) | クリア | 28.4(2) |
18.8(16) | タックル | 19.7(15) |
11.3(5) | シュート | 11.8(4) |
※試合平均値。 () 内はリーグ順位
RADAR CHART




走行距離ランキング

- 1位 7 MF 水沼 宏太 12.82km
- 2位 11.01km
- 3位 2 DF 松田 陸 10.74km
- 4位 14 DF 丸橋 祐介 10.68km
- 5位 10.63km

- 1位 5 DF 中山 雄太 12.13km
- 2位 13 DF 小池 龍太 11.40km
- 3位 17 MF 手塚 康平 11.31km
- 4位 18 FW 瀬川 祐輔 11.08km
- 5位 6 DF 高木 利弥 11.07km
PICK UP
MF 6 山口 蛍


「勝って、送り出してあげたい」
─―今節はホーム最終戦になります。どういった試合を見せたいですか?
「僕自身は今までどおり、一生懸命戦う姿を見せることができたらと思います。チームとしても、尹(晶煥)さんになってからの2年間で積み上げてきたことをしっかり出したいですし、何より勝ちたいです」
─―「勝つことが楽しさにもつながる」という尹監督の哲学は、やはり共感できる部分ですか?
「そうですね。何より勝つことで、試合が終わった後の喜びもあります。みんなで力を出し切って勝った後の喜びはすごく大きいですし、そういう達成感のある試合を続けていくことが大事。これまでもセレッソは監督が代わるごとにいろいろなサッカーを目指してきましたけど、今は結果が出ているサッカーをすることが大切であり、その中でいかに自分を出していくか。そういうところを個人、個人が考えながらプレーすることが必要になると思います」
──前節はリーグ優勝が懸かった川崎フロンターレが相手でしたが、今節はこの試合に敗れるとJ2降格が決まる柏レイソルが相手です。そういった相手の状況は意識しますか?
「相手の状況を考えると、難しい試合にはなると思います。ただ、受けて立つというよりも、自分たちもしっかりとチャレンジャー精神を持って挑みたい。相手は勝たないといけない状況なので、かなり強い気持ちで向かってくると思いますが、それに飲まれないようにしないといけないですし、川崎F戦のような気持ちで全員がやるべきプレーをすれば勝てると思います」
──振り返ると、昨シーズンに比べて、今シーズンは難しい1年になりました。
「これまでの歴史を振り返ると、セレッソは結果が出た翌年は苦しむことが多かった。そういうことを踏まえると、今年は良かったほうだと思います。もちろん、AFCチャンピオンズリーグも含めて、ルヴァンカップ、天皇杯と、カップ戦は『もっと上に行けたのでは?』という気持ちもありますが、リーグ戦では残り2試合に勝てば上位で終われる可能性もあります。すべてを一気に良くするのは難しいですし、少しずつ積み上げていくしかないと思います」
──改めて、ホーム最終戦に向けてサポーターの皆さんへメッセージをお願いします。
「今シーズンも1年間、応援ありがとうございました。今節はホーム最終戦であり、尹さんにとっても最後のホームゲームになります。全員でしっかりと戦って、尹さんが築いてくれたサッカーで勝って、しっかり送り出してあげたいと思います。最後まで勝利を目指してチーム一丸で戦うので、応援よろしくお願いします」
取材・文=小田尚史
不変のスタンスと信念
今シーズンは2015年以来、3年ぶりにキャプテンという重責を担い、1年間を戦い抜いた山口蛍。“背中で語るスタイル”は不変であり、積極的にチーム内で影響力を行使していくタイプではないが、海外クラブへの移籍や自身2度目となったワールドカップ出場などを経て、今シーズンは一回り大きくなった姿があった。語る言葉にも重みが増していく中、彼の不変のスタンスは「選手はピッチで見せるプレーがすべて」という信念。尹晶煥監督にとって最後のホームゲームとなる今節も、これまでと変わらず、勝利のために身を粉にしてピッチを駆け回る彼の姿が見られるだろう。(文=小田尚史)
イベント情報
- コラボイラストステッカー配布のお知らせ
- 「セレキュンデー(レディースデー)」イベント実施のお知らせ
- ヤンマーサポーティングマッチ JA全農にいがたサンクスデー実施のお知らせ
- KAINOブースピンクカラーワックスサービス・KAINOオリジナルスキンケアシリーズを販売のお知らせ
- 「サポーター顔写真掲載のセレッソ大阪特別新聞」「スポーツニッポン新聞社別注 タイガー ステンレスボトル」ヤンマースタジアム長居で限定販売のお知らせ
- スタジアム献血実施のお知らせ
- アリオ鳳LINE@開設記念!抽選でnanacoカードプレゼントのお知らせ
- LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト
- 「犯罪被害者週間」啓発活動実施のお知らせ
スタジアムグルメ情報

<1>「おやつ亭」ミルク焼き(ベビーカステラ) 500円~
誰もが知っているベビーカステラ。だからこそ、ごまかしが効かない。研究、試行錯誤を重ねて完成させたミルク風味たっぷりの納得のいく味。そして冷めても美味しい。
<2>「やまびこ」フレーバーポテト 400円
フライドポテトに数種類のフレーバーを用意してお客様の好みに合わせます。
<3>「麺'sクラブ」イタリアンやきそば(ペペ) 700円
麺にこだわり、やきそばを洋風にアレンジしています。
<4>「M.M.P」勝利の焼きそば 500円
焼きそばはあまり目立たない存在ですが、なければ寂しい、そんなポジションを守りたいです。「この焼きそばを食べると負けない」そんな焼きそばを目指します。
<5>「初亀」ドイツソーセージ 500円
オクトーバーフェストで販売中のビールとの相性ぴったりのボリュームあるソーセージ二種類の味が楽しめる二種盛りをお手軽価格でご用意しております。是非この機会に!
<6>「金久右衛門」しじみゴールド 800円
食べログ3年連続1位! 東京ラーメンショー杯数1位!! 島根の松島屋醤油さんと共同開発したオリジナル金醤油にしじみ醤油を合わせた究極の中華そば。あっさりしているが、しじみのコクと旨み爆発の至の一杯。
<7>「ココロ焦がれ」壺漬けハラミ丼 1000円
極上の旨みを誇るハラミを丸ごと鉄板で焼き肉汁と旨みを閉じ込める。 カットしたハラミを自家製壺漬けダレと絡めてご飯へ。 ハラミの旨みと自家製ダレの旨みが抜群の相性です。
<8>「肉の達人」国産牛しゃぶ焼き 800円
サッとジューシーな味わい。柔らかい薄切りスライスなので老若男女問わず食べやすい一品となっております。
<9>「ホルモン倶楽部」ホルモン丼 500円
どこにもないホルモン、一度食べたらやみつきになる味。是非ご賞味ください。
<10>「洋食dining KIYO」トルティーヤ 500円
三元豚のローストポークトルティーヤ巻き。
<11>「オムライス喜久屋」オムライス デミグラスソース 600円
玉ねぎとバターの風味で味付けされたケチャップライスに絶妙なとろみの焼卵をのせ、お好きなソースを選んでいただきご提供いたします。
<12>「串かつしんや」串かつ特選海鮮セット4本セット 600円
海老・キス・鰯・貝柱、当店人気の特選海鮮4本セット。特製極細生パン粉はとってもヘルシーで、何本でも食べられる軽いサクサクとした軽い食感は女性にも大人気。旨み凝縮の「二度漬けごめんダレ」でお召し上がりください。
<13>「そらうみ」京都ピザ(1/4カット) 450円
九条ネギを使用したオリジナルピザ。ワインにもよく合う餃子も一緒に召し上がれ♪
<14>「空とぶからあげ」空とぶからあげ 500円
「こめ油」を使用し、食べ応えのある大ぶりの鶏肉のモモ肉を木下オカンの秘伝の塩ダレにじっくりつけ込んで旨みを閉じ込めたやみつきになる旨さです。
<15>「コベントガーデン」ぼっかけそばめし 800円
和牛ホルモンを使用、コンニャクと牛スジホルモンを丁寧に煮込みました。そばとご飯をいため合わせソースで味付、神戸名物の牛スジとコンニャクの煮込みをトッピングします。
<16>「たこ焼道楽わなか」たこ焼き 500円
わなかオリジナルブレンドのミックス粉を、特注の銅板で外はカリッと中はとろり、美味しさを閉じ込めたたこ焼をお召し上がりください。
<17>「スナッツブース」
<18>「MORY'S 1POUND STEAK」ステーキプレート 850円~
ワンポンドは、何と約450g! ここでは、そんなジャンボサイズの赤身のお肉を豪快に焼き上げて提供します! もちろんハーフサイズ、1/4サイズとお手頃サイズもありますので、ぜひ召し上がってください!
<19>「ビッグダイナー」クレイジーチュロス 500円
オリジナルブレンドの生地を使用し、外はさっくり、中はもちもちとしたチュロスです。このチュロスをポップカラーのアイシングやチョコスプレー、コーンフレーク、マシュマロ等をトッピングすることにより、バラエティ豊かなチュロスを作り上げています。
<20>「和牛工房ゆかり」和牛焼きそば 600円
宮崎牛を100%使用し、肉の旨味、甘味が味わえます。麺との絡みも最高の一品。
<21>「ホルモン天ぷら㐂一」ホルモン天ぷら 400円
「第3回ならB級グルメ決定戦」優勝メニュー。脂身の臭みもなく、熱々はもちろん冷めても美味しく、ほど良い歯ごたえで、お子さんからご年配の方まで幅広く召し上がっていただけます。
<22>「SAKURA BAR」キャラメルポップコーン 500円
オリジナルバケットを購入いただくと、キャラメルポップコーンの「おかわり」が可能に! お土産に最適なプレミアムポップコーンも販売しております。
<A>「エースキッチン」※C2、E3ゲート付近の
セレッソサポーターに人気のエースキッチンがバラエティに富んだグルメと飲み物をご用意します。
<B>「SABROSO」※G2ゲート付近
・ソーセージコンボ(5種盛り)500円
・和風とりから 500円
・ホッドドッグ 500円
・チキンスティック 400円
・ハートランドビール、キリン一番搾りスタウト(黒生ビール)、ハーフ&ハーフ いずれも550円
<C>「サーティーワンアイスクリーム」※G2ゲート付近
フレーバーは、オレンジソルベ、チョコレートミント、チップドチョコレート、キャラメルリボン、バニラ、ベリーベリーストロベリー、ポッピングシャワーの人気7種。各400円。
<D>「鶴心」※G3、I2ゲート付近
イチオシは、好評のフライドポテトwithソース(400円)。カリッと揚げた皮付きポテトにお好みのソースを選んでいただきます。長居名物・鶴心秘伝のからあげ、今回の限定メニューは、スパイシーなカレーとチーズのまろやかな味わいが最高な「チーズカレーソース」です (500円)。
<E>「松葉寿司」※H2ゲート付近
・かしわ丼 600円
・タコの唐揚げ 400円
・大学いも 400円
・アイスフルーツスティック(パイン) 400円
・ポップコーン(トリュフ味) 400円
サポーターの皆さまへ
SAKURA SEAT専用ラウンジ
〇ラウンジ限定日本酒(各500円) ◎鍋店株式会社 白い不動 吟醸にごり生原酒 ◎鍋店株式会社 青い不動 無濾過生酒 純米大吟醸 ◎寺田本家 五人娘 自然酒 生もと純米吟醸60% ※なくなり次第終了となります
SAKURA DIARY

笑顔のホームラストマッチに
前節の川崎フロンターレ戦は、他会場の結果によって、最終的には川崎Fの優勝を見届けることになったが、試合自体はセレッソが2-1で勝利。内容的にも、勝利に値するプレーを披露した。守備ではしっかりと中央を固め、序盤を除いて川崎Fに決定機らしい決定機を作らせず、攻撃では素早くサイドを突いて2得点。今節を前に、契約満了による今シーズン限りでの退任が発表された尹晶煥監督がこの2年で積み上げてきた集大成のようなサッカーを、チーム一丸となって見せつけた。
練習から激しくぶつかる球際、規律正しい組織的な守備、試合終了の笛が鳴るまで諦めない姿勢─―。川崎F戦の勝利、さらには昨シーズンの2冠の原動力ともなった、これら尹監督が植えつけてくれた強みはチームの根底に流れるスタイルとして、今後も継続していかなくてはならない。
今節の相手は、J1残留へ向けて後がない柏レイソル。もっとも、そんな柏も昨シーズンは終盤戦まで優勝争いに絡み、今シーズンは一層の飛躍が期待されていたクラブだ。改めて、J1の厳しさ、怖さを感じる。昨シーズン、今シーズンと2年続けてリーグ戦では上位に居続けたセレッソにとっても、決して他人事ではない。この2年で築いた土台をベースに、新監督のもと再びタイトル獲得を求めて戦いの場に身を投じるのが来シーズンとなるが、その前に残された2試合をどう終えるかは非常に大切だ。リーグ優勝が懸かった川崎Fとの一戦とはまた違う難しさがある今節だが、相手の状況云々にかかわらず、セレッソとしてやるべきことをしっかりと出し切り、ホーム最終節を、尹監督にとってのホームラストマッチを、勝利で、笑顔で飾りたい。
最後に、このコラムも今シーズンは最後になるが、番記者としての立場からしても、改めて、タイトル獲得という素晴らしい景色を見させていただき、タイトルに至るまでのチームとはどういうモノかということを実感させていただいた尹晶煥監督に、心から感謝を申し上げたい。(文=小田尚史)
maishima topics
17日に行われた済州ユナイテッドFCとのトレーニングマッチ(45分×2本)は、両者とも譲らずスコアレスドローという結果に終わった。序盤から決定機を作るも決め切れないもどかしい展開の中、守備陣は集中を切らすことなく無失点で終えた。特に奮闘が光ったのが、この試合唯一のフル出場を果たしたGK丹野研太。済州の決定機を少なくとも4度は防ぎ、その都度「ナイス、丹野!」という茂庭照幸の声が響いた。今シーズンも韓国代表GKキム ジンヒョンに次ぐ第2GKという立ち位置は変わらなかったが、日々のトレーニングでの成果を十分に発揮してみせた。(文=小田尚史)


STANDINGS
順位 | チーム名 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 |
---|---|---|---|---|---|
3 | 鹿島 | 63 | 18 | 9 | 7 |
4 | 川崎F | 60 | 16 | 12 | 6 |
5 | C大阪 | 59 | 18 | 5 | 11 |
6 | 広島 | 55 | 15 | 10 | 9 |
7 | G大阪 | 47 | 12 | 11 | 11 |
8 | 神戸 | 47 | 14 | 5 | 15 |
順位 | チーム名 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 横浜FM | 70 | 22 | 4 | 8 |
2 | FC東京 | 64 | 19 | 7 | 8 |
3 | 鹿島 | 63 | 18 | 9 | 7 |
4 | 川崎F | 60 | 16 | 12 | 6 |
5 | C大阪 | 59 | 18 | 5 | 11 |
6 | 広島 | 55 | 15 | 10 | 9 |
7 | G大阪 | 47 | 12 | 11 | 11 |
8 | 神戸 | 47 | 14 | 5 | 15 |
9 | 大分 | 47 | 12 | 11 | 11 |
10 | 札幌 | 46 | 13 | 7 | 14 |
11 | 仙台 | 41 | 12 | 5 | 17 |
12 | 清水 | 39 | 11 | 6 | 17 |
13 | 名古屋 | 37 | 9 | 10 | 15 |
14 | 浦和 | 37 | 9 | 10 | 15 |
15 | 鳥栖 | 36 | 10 | 6 | 18 |
16 | 湘南 | 36 | 10 | 6 | 18 |
17 | 松本 | 31 | 6 | 13 | 15 |
18 | 磐田 | 31 | 8 | 7 | 19 |
INFORMATION
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※当選メールは上記アドレスでパソコンから送信します。受信できる設定にしてください。
当選された方は、試合終了後、インフォメーションで賞品をお受け取りください(試合終了30分後まで)。なお、賞品お渡し時には、当日の試合チケットまたはシーズンシートの情報カードなどをご提示いただきます。
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