MATCH PREVIEW
上昇のきっかけをつかみたい一戦
開幕戦こそ勝利したものの、その後のアウェイ2連戦はいずれも2-3で競り負け、現…在1勝2敗。3月最初のホームゲームで白星を挙げ、悪い流れを断ち切りたい。
前節は敵地でJリーグYBCルヴァンカップ王者のFC東京と対峙した。14分に大久保嘉人の3試合連続となるゴールで先制すると、ミスから同点に追いつかれた直後の57分には、複数人が連動した鮮やかな崩しから原川がミドルシュートを突き刺し、再びリードを得る。しかし、直接FKから同点弾を浴び、試合終了間際にはセットプレーから決勝弾を許し、痛恨の逆転負け。悔し過ぎる敗戦となった。
気持ちを切り替えて臨む今節、まずは直近2試合で6失点している守備の改善を図ることができるか。それが勝利への最低条件になる。FC東京戦後、原川力は「どう守るか、意識を統一しなければいけない」と課題を口にした。ピッチに立つ11人がより深くコミュニケーションを取りながら組織的な守備を実践していきたい。
今節、迎え撃つのは、昨シーズンまでセレッソを率いたロティーナが新監督に就任した清水エスパルスだ。選手も大幅に入れ替え、開幕節では鹿島アントラーズ相手に3-1で快勝するなど、好調な滑りだしを見せている。セレッソとしては、ロティーナ監督の戦法を熟知しているだけに優位に立てる部分もあるが、スペインの知将はそれを踏まえた上で策を練ってくるだろう。だからこそ、試合中は選手間の意思統一が肝要になるはずだ。
過密日程が続く序盤戦。“元監督”率いる清水をたたくことで、上昇気流に乗るきっかけをつかめるか。新生セレッソの序盤戦を占う重要な一戦となる。

TODAY’S MATCH
セレッソ大阪
vs 清水エスパルス
-
- セレッソ大阪

FW 20 大久保 嘉人
3戦4発。勢いに乗る桜のストライカー
15年ぶりにプロと…してスタートを切ったセレッソに戻ってきた今シーズン。自身も驚く先発で迎えた開幕戦で今シーズンのチーム第1号を決めると、川崎フロンターレにFC東京、かつて所属したチームとの対戦が続いた先週も続けてゴール。自身初の開幕3試合連続ゴールで4得点と、その勢いは止まらない。キャンプに入る前からコンディションを整えてきた成果もあり、そのキレのある動きは全盛期をも彷彿とさせる。「(開幕3試合連続ゴールは)出来過ぎかなと思いますけど、1試合1試合が勝負という気持ちで試合に入れているので、その気持ちを忘れずやっていきたい」と語る背番号20。開幕4戦連発を目指す今節も、ディフェンスの間、背後を抜け目なく狙うプレーに注目だ。(文=小田尚史)
セレッソ大阪 選手リスト
- 1 GK ダン バン ラム
- 2 DF 松田 陸
- 3 DF 進藤 亮佑
- 4 MF 原川 力
- 5 MF 藤田 直之
- 6 DF チアゴ
- 9 FW アダム タガート
- 10 MF 清武 弘嗣
- 13 FW 高木 俊幸
- 14 DF 丸橋 祐介
- 15 DF 瀬古 歩夢
- 16 DF 新井 直人
- 17 MF 坂元 達裕
- 18 MF 西川 潤
- 19 MF 為田 大貴
- 20 FW 大久保 嘉人
- 21 GK キム ジンヒョン
- 22 FW 松田 力
- 24 DF 鳥海 晃司
- 25 MF 奥埜 博亮
- 26 DF 小池 裕太
- 28 FW 中島 元彦
- 29 FW 加藤 陸次樹
- 30 MF 喜田 陽
- 31 FW 藤尾 翔太
- 32 FW 豊川 雄太
- 33 DF 西尾 隆矢
- 34 FW 山田 寛人
- 36 FW 澤上 竜二
- 40 MF 松本 泰志
- 43 DF ダンクレー
- 50 GK 松井 謙弥
- 出場停止選手
-
- 清水エスパルス
清水エスパルス 選手リスト
- 1 GK 大久保 択生
- 2 DF 立田 悠悟
- 3 DF ウィリアム マテウス
- 4 MF 原 輝綺
- 5 DF ヴァウド
- 6 MF 竹内 涼
- 7 DF 片山 瑛一
- 8 MF 石毛 秀樹
- 9 FW チアゴ サンタナ
- 10 FW カルリーニョス ジュニオ
- 11 MF 中山 克広
- 13 MF 宮本 航汰
- 14 FW 後藤 優介
- 16 MF 西澤 健太
- 17 MF 河井 陽介
- 18 DF エウシーニョ
- 19 FW ディサロ 燦シルヴァーノ
- 20 MF 中村 慶太
- 21 DF 奥井 諒
- 22 MF ヘナト アウグスト
- 23 MF 鈴木 唯人
- 25 GK 永井 堅梧
- 26 MF 滝 裕太
- 27 FW 指宿 洋史
- 29 DF 福森 直也
- 30 MF 金子 翔太
- 34 DF ノリエガ エリック
- 36 FW 栗原 イブラヒム ジュニア
- 37 GK 権田 修一
- 40 MF 成岡 輝瑠
- 50 DF 鈴木 義宜
- 出場停止選手
チームスタッツ
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清水 ![]() |
|
---|---|---|
2.0(4) | ゴール | 2.5(2) |
9.3(12) | ドリブル | 9.0(13) |
14.7(10) | クロス | 14.0(12) |
421.0(15) | パス | 395.0(18) |
1.3(14) | インターセプト | 1.5(9) |
20.3(11) | クリア | 36.0(1) |
20.7(8) | タックル | 17.0(17) |
10.0(7) | シュート | 7.0(15) |
※試合平均値。 () 内はリーグ順位
RADAR CHART




走行距離ランキング

- 1位 25 MF 奥埜 博亮 11.79km
- 2位 4 MF 原川 力 11.12km
- 3位 10 MF 清武 弘嗣 11.08km
- 4位 17 MF 坂元 達裕 11.02km
- 5位 14 DF 丸橋 祐介 10.67km

- 1位 6 MF 竹内 涼 11.42km
- 2位 10 FW カルリーニョス ジュニオ 11.36km
- 2位 11 MF 中山 克広 11.36km
- 4位 4 MF 原 輝綺 10.75km
- 5位 9 FW チアゴ サンタナ 10.68km
TODAY'S MATCH TRIVIA

トリビア① J1でのホーム清水戦は抜群の相性を誇る
J1における「対清水」の成績は19勝7分16敗と勝ち越しているが、中でもホームでは14勝3分4敗と勝率が高い。近年はその相性の良さに磨きがかかっており、99年以降、J1のホームでは16戦無敗を継続中。10年以降は8勝1分と圧倒している。J1のホーム清水戦は1試合平均、約2.3点と得点力も高い。相性の良さも追い風に今シーズン2勝目を目指す。
トリビア② “元監督”との対戦成績は五分
今節は、昨シーズンまでセレッソを指揮していたロティーナ監督との対戦が大きなトピック。今回のように“元監督”との対戦は、J2リーグ時代も含めると過去に5人(松木安太郎氏、副島博志氏、都並敏史氏、小林伸二監督、レヴィー クルピ監督)いるが、勝敗は5勝2分5敗と全くの五分。勝ち越しを懸けた今節の結末やいかに!?
トリビア③ 開幕4試合連続ゴールを目指す大久保
自身初の開幕3試合連続ゴールと絶好調の大久保嘉人。今節は出場すればJ通算500試合という節目の一戦でもある。ちなみに、開幕からの連続試合得点の最長は、セレッソ大阪の大先輩、森島寛晃現社長が98年に記録した7試合。2番目の記録は4試合で、過去にラファエル シルバ(浦和レッズ・17年)ら4人が記録している。大久保はどこまで伸ばせるか。
(文=小田尚史)
SAKURA DIARY

胸がざわつく試合を乗り越え、前へ進みたい
関東でのアウェイゲームが続いた先週は、昨シーズンのリーグ王者・川崎フロンターレ、JリーグYBCルヴァンカップ王者・FC東京を相手にいずれも2-3で惜敗。2試合とも先制し、2度もリードする展開に持ち込みながらの逆転負けは悔しさも募るが、今シーズン目指す攻撃的なサッカーの一端はしっかりと見せた。
3連敗は避けたいホームに戻って迎える第3節。対戦相手の清水エスパルスを率いるのは、昨シーズンまでの2年間、セレッソで指揮を執っていたロティーナ監督。早くもヤンマースタジアム長居に敵として迎える形となった。昨シーズンまでの記憶も鮮明な時期での対戦に、否が応でも胸はざわつく。清武弘嗣キャプテンを筆頭に、坂元達裕、奥埜博亮、藤田直之、松田陸、瀬古歩夢、キム ジンヒョンらロティーナ監督のもとで成長を遂げた選手たちの気持ちも高ぶるモノはあるだろう。もっとも、レヴィー クルピ監督との歩みを決断し、新たな方向性に舵を切ったセレッソとしては、この試合は絶対に負けられない。開幕から3試合連続複数得点と破壊力を増している攻撃で、ロティーナ監督が築く堅守を打ち破っていきたい。“レヴィー・セレッソ”として21シーズンを力強く進んでいくためにも、今節は突破しないといけない一戦だ。(文=小田尚史)
スタジアムグルメ情報
<1>「PIZZA ROTOLO」マルゲリータ 700円
ナポリシェアNo.1の小麦粉カプートを使った自家製生地、本場イタリア製の800kgの石窯で焼き上げた本格マルゲリータをお召し上がりください。
<2>「ととりべファーム」いちごのケーキサンド 600円
ショートケーキやタルト、チーズケーキやマカロンなどいちご専門のケーキ屋をオープンしました。パティシエこだわりのスポンジと生クリーム、カスタードクリームでいちごをサンド。いちごはととりべファームこだわりの完熟イチゴを使用しています。ご好評のフルーツサンドに続き、ぜひパワーアップしたケーキサンドを試していただきたいと思います。
<3>「サンパーク」マジカレープレーン 700円
2018年4月、カレーの激戦区で知られる東京都神田小川町に開業。ビーフを長時間煮込んだ、スパイシーな日本式の煮込みカレーを提供するお店です。同年神田カレーグランプリ(神田にある400店以上のカレー店のNo.1を決めるコンテスト)でも優勝! 王者にふさわしい美味しいカレーを追求し続けます。
<4>「自由多幸寿-LIBRE-」ジャークチキンタコス 400円
商品は尼崎の有名店から「牛タン」、神戸の音楽バーの名物である「ジャークチキン」、豚肉を削ぎ、ドライフルーツとじっくり煮込んだ「カルニタス」。厳選したトルティーヤ(とうもろこしを粉状にして練った生地)の上に乗せ、最上級のメキシカンタコスを提供します! また、徳島のKAWAZOE FRUITから仕入れた極上のシロップを使ったフルーツドリンクも大好評! HOT&COLDどちらも対応いたします。タコス自体はまだまだ馴染みのないフードかもしれませんが、日本人の口に合うように日々研究を重ねており、大阪で最も美味しいタコスを低価格で提供できる自身があります!
<5>「Plaisir」ルーローまぜそば レギュラー600円/レディース450円
日本でも人気の台湾ソウルフード、「ルーロー飯」に着想を得た、当店オリジナルのまぜそばです。現地の味にリスペクトを払いながら、日本人の味覚に合うよう試行錯誤を重ねて生まれた自信作。食べ応えもあり必ずご満足いただけます!
<6>「空とぶからあげ」空とぶからあげ 500円
当店ではこめ油を使用しています。食べ応えのある大ぶりの鶏肉のモモ肉を木下オカンの秘伝の塩ダレにじっくり漬け込み、旨みを閉じ込めたやみつきになる旨さです。
<7>「初亀」ドイツソーセージ 500円
“長~居”ドイツソーセージ、超オススメです!
<8>「SAKURA BAR」キャラメルポップコーン 500円
オリジナルバケットを購入いただくと、キャラメルポップコーンの「おかわり」が可能に! お土産に最適なプレミアムポップコーンも販売しております。
<9>「エースダイニング」フレーバーポテト各種 400円
みんな大好きポテトフライに4種類のフレーバーをトッピング。コンソメ・醤油バター・BBQ・のり塩。何味がお好みか食べ比べてください。女性やお子様に人気のチュリトスもどうぞ。
<10>「とんかつ喫茶ブタとエスプレッソ」超ブタカレー 1000円
当店の看板メニューの一つ、超ブタカレーです。風車豚三元豚の豚バラ肉250g以上の肉塊がスプーンだけで食べられる、不思議な食感をお楽しみください!
<11>「WISTERIA FOODS」赤身ステーキ 1000円
きめ細かい肉質に加え、風味が良く程よい食感と濃厚な味が特徴。適度な霜降り具合は赤身好きにはたまらないー! また高タンパク質で「ビタミンB1」、「カルニチン」といった成分も多く含まれています。
<12>「たこ焼道楽わなか」たこ焼き 500円~
わなかオリジナルブレンドのミックス粉を特注の銅板で外はカリッと中はとろ~り、美味しさを閉じ込めたたこ焼をお召し上がりください。
<A>「エースキッチン」※A1ゲート付近
・セレソーダ 300円
・鉄板そば飯 600円
・ホートドッグwithポテト 600円
<B>「SABROSO(サブロッソ)」※G2ゲート付近
・まるドッグ(漬けウインナーカツのドッグ) 600円
・スタジアムドッグ(ホットドッグ+ポテトチップス) 550円
・伸びるチーズの揚げモッツアレラ 500円
<C>「フットボールダイニング by TSURUSHIN」※G3ゲート付近
・日本ハムセット 800円
・まだまだ寒い夜にぴったり。テレビでも紹介された名物ちゃんこ鍋 500円
<D>「鶴心」※I2ゲート付近
長居名物・鶴心秘伝のからあげ。今回の限定メニューは、オニオンのシャキシャキ感とリンゴやパインをすりおろした風味豊かな「オニオンとすりおろし果実のソース」(500円)です!
<E>「セレバー by TSURUSHIN」※I2ゲート横
・名物!ドイツソーセージ 500円
※売店メニューは完売または予告なく変更となる場合があります。


STANDINGS
2021明治安田生命J1リーグ
順位表 (第2節終了時点)
順位 | チーム名 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 |
---|---|---|---|---|---|
7 | 神戸 | 4 | 1 | 1 | 0 |
8 | 札幌 | 3 | 1 | 0 | 1 |
9 | C大阪 | 3 | 1 | 0 | 2 |
10 | 柏 | 3 | 1 | 0 | 1 |
11 | 広島 | 2 | 0 | 2 | 0 |
12 | 徳島 | 2 | 0 | 2 | 0 |
順位 | チーム名 | 勝点 | 勝 | 分 | 負 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 川崎F | 9 | 3 | 0 | 0 |
2 | 鳥栖 | 6 | 2 | 0 | 0 |
3 | 名古屋 | 6 | 2 | 0 | 0 |
4 | 清水 | 4 | 1 | 1 | 0 |
5 | FC東京 | 4 | 1 | 1 | 0 |
6 | 大分 | 4 | 1 | 1 | 0 |
7 | 神戸 | 4 | 1 | 1 | 0 |
8 | 札幌 | 3 | 1 | 0 | 1 |
9 | C大阪 | 3 | 1 | 0 | 2 |
10 | 柏 | 3 | 1 | 0 | 1 |
11 | 広島 | 2 | 0 | 2 | 0 |
12 | 徳島 | 2 | 0 | 2 | 0 |
13 | 福岡 | 1 | 0 | 1 | 1 |
14 | 横浜FM | 1 | 0 | 1 | 1 |
15 | 浦和 | 1 | 0 | 1 | 1 |
16 | 仙台 | 1 | 0 | 1 | 1 |
17 | G大阪 | 0 | 0 | 0 | 1 |
18 | 鹿島 | 0 | 0 | 0 | 1 |
19 | 湘南 | 0 | 0 | 0 | 2 |
20 | 横浜FC | 0 | 0 | 0 | 2 |