MATCH PREVIEW
“小菊セレッソ”のホーム初陣。すべてを懸けて戦い抜く!
史上初となる大阪ダービー3連戦の第2ラウンドとなるJリーグYBCルヴァンカップ…準々決勝第1戦。小菊昭雄が新監督に就任したばかりの新生セレッソは、いきなり大きな試練に挑んでいるが、この壁を乗り越えることでチーム状態をさらに上向かせていきたい。
4日前にはJ1リーグでの大阪ダービーを敵地で戦った。監督交代から日が浅く、リバウンドメンタリティーが問われる一戦となったが、桜の戦士たちは誇りを胸に、熱い攻防を繰り広げていく。17分には清武弘嗣が負傷によりピッチを退く。この大きなアクシデントにも動揺は見られず、緊迫感が漂う見応えある展開が続く。スコアレスのまま突入した後半、先に試合を動かしたのはセレッソだった。51分、丸橋祐介からのパスを受けた松田陸が右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。その後はゲームがよりヒートアップ。ガンバ大阪は72分に3枚を交代させ攻撃のギアをチェンジ。対するセレッソも交代カードを切りながら強度を落とさずに戦い続ける。そして、1-0のまま試合終了を迎え、“小菊セレッソ”の初陣でダービー勝利と、最高の歓喜に酔いしれた。
喜びも束の間、今度は宿敵をホームに迎え撃つルヴァンカップ準々決勝第1戦。過密日程のため互いにメンバーの入れ替えが予想されるものの、この試合も熱く、激しいものになることは間違いない。G大阪はダービー連敗を回避するべく、気合十分で乗り込んでくる。J1リーグで苦しんでいるとはいえ、宇佐美貴史、倉田秋、パトリックらが織りなす攻撃は脅威。一瞬でもスキを見せれば致命傷を負うことになる。ルヴァンカップのプライムステージは2戦合計スコアで争われ、アウェイゴールルールが適用される。それだけに、セレッソとしてはまずホームでの失点は避けなければいけない。陣形をコンパクトに保ち、球際の戦いを制することで主導権をつかみたい。その上で、ゴールを奪って勝ち切ることが求められる。清武弘嗣をケガで欠くなか、攻撃陣にはより一層の奮起を期待したい。
4日後の9月5日に開催されるアウェイでの第2戦にいい形でつなげたい、“小菊セレッソ”のホーム初陣となる大阪ダービー。ファン・サポーターの期待に応えるためにも、全身全霊の力を出し切り、勝利を奪い取る。

TODAY’S MATCH
セレッソ大阪
vs ガンバ大阪
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- セレッソ大阪

MF 5 藤田直之
攻撃を巧みに操る“ピッチ上の指揮官”
8月の公式戦を4勝…1分2敗で終えたセレッソ大阪。復調傾向を示しているチームにおいて、存在感を高めているのが、“ピッチ上の指揮官”とも呼べる藤田直之。俯瞰で捉える戦術眼に優れており、相手の状況を見た上でうまく立ち位置を取り、ボールを循環させていくビルドアップ、予測力を生かし、的確に危険なスペースを埋めるツボを押さえた守備。攻守両面で貢献度は高い。今シーズンは副キャプテンも務めるなどチームの精神的支柱の一人であり、試合中も細かく味方に指示を飛ばしている。迎えたルヴァンカップ準々決勝でも、2戦をトータルで捉えた中で、勝ち上がりに彼の貢献は欠かせない。連戦が続くコンディションも踏まえ、どのような起用法になるかは分からないが、時間帯や状況に応じた最適なプレーでチームを勝利に導いてくれるはずだ。(文=小田尚史)
セレッソ大阪 選手リスト
- 1 GK ダン バン ラム
- 2 DF 松田 陸
- 3 DF 進藤 亮佑
- 4 MF 原川 力
- 5 MF 藤田 直之
- 6 DF チアゴ
- 9 FW アダム タガート
- 10 MF 清武 弘嗣
- 13 FW 高木 俊幸
- 14 DF 丸橋 祐介
- 15 DF 瀬古 歩夢
- 16 DF 新井 直人
- 17 MF 坂元 達裕
- 18 MF 西川 潤
- 19 MF 為田 大貴
- 20 FW 大久保 嘉人
- 21 GK キム ジンヒョン
- 22 FW 松田 力
- 24 DF 鳥海 晃司
- 25 MF 奥埜 博亮
- 26 DF 小池 裕太
- 28 FW 中島 元彦
- 29 FW 加藤 陸次樹
- 30 MF 喜田 陽
- 32 FW 豊川 雄太
- 33 DF 西尾 隆矢
- 34 FW 山田 寛人
- 37 MF 新井 晴樹
- 50 GK 松井 謙弥
- 出場停止選手
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- ガンバ大阪
ガンバ大阪 選手リスト
- 1 GK 東口 順昭
- 3 DF 昌子 源
- 4 DF 藤春 廣輝
- 5 DF 三浦 弦太
- 6 MF チュ セジョン
- 8 MF 小野瀬 康介
- 9 FW レアンドロ ペレイラ
- 10 MF 倉田 秋
- 11 FW 小野 裕二
- 13 DF 菅沼 駿哉
- 14 MF 福田 湧矢
- 15 MF 井手口 陽介
- 16 DF 佐藤 瑶大
- 17 MF 奥野 耕平
- 18 FW パトリック
- 19 DF キム ヨングォン
- 21 MF 矢島 慎也
- 22 GK 一森 純
- 23 GK 林 瑞輝
- 24 DF 黒川 圭介
- 25 GK 石川 慧
- 26 DF 柳澤 亘
- 27 DF 髙尾 瑠
- 28 MF ウェリントン シウバ
- 29 MF 山本 悠樹
- 30 FW 塚元 大
- 31 GK 加藤 大智
- 32 FW チアゴ アウベス
- 33 FW 白井 陽斗
- 37 FW 山見 大登 ※JFA・Jリーグ特別指定選手
- 39 FW 宇佐美 貴史
- 40 DF シン ウォノ
- 出場停止選手
TODAY'S MATCH TRIVIA

トリビア① 史上初の“大阪ダービー3連戦”
直近の一戦がリーグ戦としては42回目となった大阪ダービー。“絶対に負けられない戦い”として歴史を刻んできた“日本一熱い”ダービーは、過去にACLやJリーグカップでも実現してきたが、リーグ戦とカップ戦を合わせた“3連戦”は史上初。9月に入っても気温は高く、蒸し暑い中での連戦となる今回のシリーズは、戦術や戦略などタクティカルな側面以外にも、気力、体力、精神力などすべてを駆使した総合力が問われる戦いだ。クラブ一丸となって、史上初の“大阪ダービー3連戦”を勝ち抜きたい。
トリビア② 17年は準決勝で劇的な勝ち上がり
過去、Jリーグカップで実現した大阪ダービーの通算成績は、セレッソの1勝3分2敗。勝利数はわずかに一つだが、この勝利が持つ意味はとてつもなく大きかった。記憶に新しい17年の準決勝で実現した大阪ダービー。ホームでの第1戦は2-2。迎えた第2戦は、後半アディショナルタイムに入って1-1。アウェイゴールの関係で敗退が決まる瀬戸際まで追い込まれた中、90+5分に飛び出した木本恭生(名古屋)の一撃で、セレッソが決勝進出を果たした。木本は第1戦でもゴールを決め、“ダービー男”の名を欲しいままにしたが、今回の一戦でも、そのような選手が出てくることに期待したい。
トリビア③ ニューヒーロー賞にも注目
JリーグYBCルヴァンカップと言えば、前身のヤマザキナビスコカップ時代から注目の一つに挙げられるのが、ニューヒーロー賞の存在。昨年は瀬古歩夢が獲得。クラブとしては、初めて同賞を受賞した。過去に同じクラブが連続して受賞したのは、2000年、01年の鹿島アントラーズと、02年から04年の浦和レッズのみ。今大会でセレッソの選手が獲得すれば3度目となる。“大会開幕日に満年齢21歳以下(2017年までは満年齢23歳以下)で、過去に同賞を獲得したことがない選手”という条件に当てはまるのは、山田寛人、喜田陽、西尾隆矢、西川潤の4選手。彼らの活躍にも注目だ。
(文=小田尚史)
SAKURA DIARY

近年の成績は優勢。“大阪=セレッソ”の時代を前に進めたい
小菊昭雄新監督の初陣となった前節のガンバ大阪戦。セレッソは、1-0で宿敵を撃破。試合後は、決勝点の松田陸が「最高っス(笑)」と笑顔を見せれば、小菊監督も選手とスタッフへの感謝を噛みしめるように話した。史上初となる公式戦での“大阪ダービー3連戦”の第1ラウンドを最高の形で飾ったセレッソだが、これでリーグ戦の大阪ダービーは19年のホームで勝利して以降、5戦負けなし(3勝2分)。通算成績では負け越しているが、近年はすっかり苦手意識が消えつつある。カップ戦の直近も、17年の準決勝で対戦して1勝1分。特にアウェイで迎えた第2戦は、後半アディショナルタイムに決勝点が生まれる劇的な展開で決勝進出を果たし、初タイトルにつなげた。
直前にリーグ戦のダービーで勝利して迎える今回のルヴァンカップ準々決勝は、そうした近年の“対ガンバ”における優位性をさらに高めるチャンス。もちろん、「勝って兜の緒を締めよ」の言葉どおり、謙虚な気持ちで臨む必要はあるが、2戦トータルの総合力で相手を上回り、準決勝進出を果たすとともに、“大阪=セレッソ”の時代を前に進めたい。まずはホームでの初戦。クラブにかかわる全員のパワーを集結させ、勝利をつかみ取ろう。(文=小田尚史)
イベント情報
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乾貴士選手のご挨拶について
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「Red Bullを飲んで選手サイン入りアイテムを当てよう!」キャンペーン実施のお知らせ
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選手プロデュースフード第3弾「清武弘嗣のやわらか鶏天丼~ひつまぶし風~」販売のお知らせ
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SAKURA SOCIO ブースについて
- ラウンジ、ウェルカムドリンク引換における酒類のご提供について
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【ヤンマー×エースケータリング】タイアップ商品『スパイシーカレーソース』販売開始のお知らせ
- ヨドコウ桜スタジアムホームゲーム ご来場・退場時のご案内
- ヨドコウ桜スタジアムでFree Wi-Fiサービス開始のお知らせ
- バックスタンド内に「キッズプレイルームsupported by CRTM」OPENのお知らせ
グッズ情報
スタジアムグルメ情報
<1>「cotof KITCHEN」選手プロデュースメニュー第3弾 清武弘嗣のおやわらか鶏天丼ひつまぶし風 1000円
cotofKITCHENでは、皆さんが「元気」になれるメニューを提供してまいります。美味しいものを食べてテンションを上げて、ともにセレッソ大阪を盛り上げていきましょう!
<2>「やまびこ」ミルク焼き(ベビーカステラ)500円~
誰もが知っているベビーカステラ。だからこそ誤魔化しが効かない。研究・試行錯誤を重ねて完成させた納得のいく味。出来立てはフワフワ、冷めてもしっとりして美味しい。ミルクの風味たっぷりのベビーカステラをどうぞ!
<3>「鶴心」秘伝のからあげ 500円
「Jリーグスタジアムグルメ大賞ベストイレブン」に輝き、サポーター・選手にも人気の鶴心のからあげは、秘伝のタレにじっくり漬け込み、カリッとジューシーに揚がったセレッソ大阪のスタジアムグルメ名物です! 全11種類のソースからトッピングをお選びいただけます。
<4>「Plaisir」ルーローまぜそば レギュラー/レディース 600円/450円
「お好みバーガー」や「ルーローまぜそば」など、当店でしか味わえない絶品創作メニューを豊富にご用意しております。今季から登場の「九条ネギの焼肉丼」は早くもリピーター続出の一押しメニューです! ぜひお試しください♪
<5>「My Cookcar」マジカレー(プレーン) 700円
日本一のカレーを決める大会、「神田カレーグランプリ」を創業7カ月で優勝! 東京・神田神保町は400店舗以上のカレー店が密集し、「カレーの聖地」と言われております。
2018年第8回大会にて優勝したこだわりの味を、キッチンカーにてご提供させていただきます!
<6>「SAKURA BAR」キャラメルポップコーン 500円
オリジナルバケットを購入いただくと、キャラメルポップコーンの「おかわり」が可能に! お土産に最適なプレミアムポップコーンも販売しております。
<7>「エースケータリング」フレーバーポテト各種 400円
みんな大好きポテトフライに、コンソメ・醤油バター・BBQ・のり塩の4種類のフレーバーをトッピング! 何味がお好みか食べ比べてください。女性やお子様に人気のチュリトスもどうぞ。
<8>「ヤンマー×エースケータリング」カレーソース(日替わり) 500円~
シンプルな材料と3種のスパイスだけを使用していますので、食べた時はスパイシーですが、後味はスッキリ!! がっつり食べてももたれにくく、がっつり応援もできます。爽やかな辛さがいろいろなメニューをグッと引き立て、温かい時はもちろん、冷めてもずっと美味しさが続きます!!
<9>「ととりべファーム」ひんやりイチゴパウチ 500円
ととりべファームは生産・加工・販売まで自社で一貫して行っております。自社農園で収獲した、いちご・ぶどう・桃などを使ったフルーツサンドやパフェ・カップスイーツなどを販売しています。食パンやクリームも一流の素材を使ったこだわりの逸品です。暑い時期には、「ひんやりイチゴパウチ」と「ひんやり削りイチゴパウチ」がオススメ♪
<10>「PIZZA ROTOLO」マルゲリータ 700円
ナポリの薪窯で焼く本格ピッツァ。ナポリシェアNo.1の小麦粉、カプートを使った自家製生地。人気のマルゲリータに季節の食材を組み合せたオリジナルピッツァもオススメです!
<11>「自由多幸寿-LIBLE-」タコス3種セット 1000円
タコスはメキシコを代表する国民食で、世界中様々なスタイルで楽しまれています♪ 100%トウモロコシの生地(トルティーヤ)に様々な具材を乗せ、お好みのサルサを掛け手で包み頬張るのが一般的なスタイル。LIBREのタコスは具材であるお肉にこだわり、日本の方の味覚に合うよう日々研究しております! タコスの具の種類は3種類~ご用意しておりますので、ぜひ現地でお選びいただきご賞味くださいませ!
<12>「空とぶからあげ」空とぶからあげ 500円
当店のからあげは、秘伝のみそにニンニクを加え、塩ダレにじっくり漬け込んだからあげです。酸化しにくい米油で揚げておりますので、冷めても美味しくお召し上がりいただけます。
<13>「とんかつ喫茶ブタとエスプレッソ」超ブタカレー 1000円
当店の看板メニューの一つ、超ブタカレー。暑い時期ですので、スパイスを調整(消化を助ける「カルダモン」などを増量)し、台湾のパイナップルや夏のフルーツもたくさん入れますので、お楽しみに! 名物トンテキやかき氷もご用意。我々の提供させていただくフードを食べ、選手たちにパワーを送ってください!
<14>「初亀」初亀ちゃんこ 500円
立浪部屋直伝の本格ちゃんこ鍋。ヤンマースタジアムの人気商品がセレッソバルに初登場です。
<15>「たこ焼道楽わなか」たこ焼き 500円~
わなかオリジナルブレンドのミックス粉を特注の銅板で外はカリッと中はとろ~り、美味しさを閉じ込めたたこ焼をお召し上がりください。
<A>「桜kitchen」
・各種アイス 200円~
・揚げたこ焼き 500円
<B>「ザ・グリルふじ」
・赤身ステーキプレート 900円
・赤身ステーキ丼 1000円
<C>「ガァウタイ」
・ガパオライス 800円
・タイ式焼きそば・パッタイ 600円
<D>「エースダイニング」
・スタジアムカレー 800円
・肉盛り焼きそば 600円
<E>「STADIUM BAR」
・チュリトス 500円
・サンデー 500円
<F>「SABROSO」
・純水かき氷 400円
・スタジアムドッグ 550円
<G>「初亀」
・ちゃんこ鍋 500円
・焼き鳥 250円
<H>「FOOD&DRINK STAND」
・フランクフルト 300円
・フライドポテト 400円
※売店メニューは完売または予告なく変更となる場合があります。

